シンガポール第4の携帯電話事業者TPG Telecomがトライアルを開始
- 2019年01月10日
- 海外携帯電話
シンガポールで移動体通信事業者(MNO)として新規参入するTPG Telecom Pte Ltdは移動体通信サービスのトライアルを開始した。
トライアルに関心表明を登録した最初の20,000人の顧客に対しては、1年間にわたりシンガポール国内のデータ通信およびTPG Telecom Pte Ltdの電話番号間の音声通話を無料で提供する。
また、トライアルは最大で50,000人を対象に提供するため、30,000人は有償でトライアルを利用できることになる。
トライアルの利用はポストペイド契約の扱いとなるため、トライアルの利用を申請するためにはポストペイド契約と同じ本人確認書類などが必要となっている。
すでにトライアルで利用するSIMにカードの配布も開始している。
トライアルの対象者には2019年1月6日から2019年1月8日までウッドランズで、また2019年1月8日から2019年1月10日までセンカンでSIMカードを配布しており、SIMカードは受け取ると自動で有効化される。
SIMカードはトリプルカットで、Mini SIM (2FF)サイズ、Micro SIM (3FF)サイズ、Nano SIM (4FF)サイズに切り抜ける。
通信方式および周波数はFDD-LTE方式の900MHz帯(Band 8)、TD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 38)および2.3GHz帯(Band 40)を使用する。
音声通話はVoLTE (Voice over LTE)となり、音声通話を利用するためにはVoLTEに対応した携帯端末を用意する必要があるため注意しておきたい。
移動体通信サービスを商用化する時期については発表しておらず、当初の計画から延期して2019年半ば以降となる見込み。
なお、シンガポールの移動体通信事業者としてはSingtel Mobile Singapore、M1、StarHub Mobileに次いで4社目となる。
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