韓国のKTがSamsung Galaxy S10 5Gの割引額を増額、約4.7万円から
- 2019年05月12日
- Android関連
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKT Corporationは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Samsung Galaxy S10 5G (SM-G977N)」の割引額を増額した。
韓国では割引施策として端末代金の割引を受ける支援金、端末代金の割引を受けずに通信料金の割引を受ける選択約定割のいずれかを選べる。
支援金には公示支援金と追加支援金が存在し、定価に相当する出庫価格から公示支援金および追加支援金を差し引いた金額が購入時の端末代金となる。
公示支援金は移動体通信事業者と端末メーカーが交渉のうえ両者で負担する割引となり、端末の取扱店となる移動体通信事業者が料金プランごとに割引額を公示する。
追加支援金は代理店が独自で行う割引であり、割引額は公示支援金の15%までと法律で定められている。
なお、公示支援金は開通から730日(2年)以内に解約すると違約金が発生し、183日(半年)以内に解約すると公示支援金の全額、183日超えかつ730日以内に解約すると(730-使用日数/730)*公示支援金が違約金の金額となる。
KT CorporationではSamsung Galaxy S10 5Gの場合、内蔵ストレージの容量に関係なく公示支援金は共通で、発売当初の公示支援金は5Gスリムが289,000韓国ウォン(約27,000円)、スーパープラン ベーシックが400,000韓国ウォン(約37,000円)、スーパープラン スペシャルおよびスーパープラン プレミアムが500,000韓国ウォン(約47,000円)に設定されていた。
しかし、2019年5月11日付けで公示支援金を改定しており、5Gスリムが400,000韓国ウォン(約37,000円)、スーパープラン ベーシックが610,000韓国ウォン(約57,000円)、スーパープラン スペシャルが700,000韓国ウォン(約65,000円)、スーパープラン プレミアムが780,000韓国ウォン(約73,000円)となった。
KT Corporationの直営オンラインショップではスーパープラン プレミアムに加入時の追加支援金が法定上限の117,000韓国ウォン(約11,000円)となっている。
出庫価格は内蔵ストレージの容量が256GBのモデルが1,397,000韓国ウォン(約131,000円)、512GBのモデルが1,457,500韓国ウォン(約136,000円)であるため、スーパープラン プレミアムに加入して公示支援金および追加支援金を適用すると、端末代金は256GBのモデルが500,000韓国ウォン(約47,000円)、512GBのモデルが560,500韓国ウォン(約52,000円)となる。
なお、発売時点の出庫価格は256GBのモデルに変更はないが、512GBのモデルは1,556,500韓国ウォン(約146,000円)であり、2019年5月2日に512GBのモデルは出庫価格が値下げされた。
韓国では2019年4月5日にSamsung Galaxy S10 5Gの販売を開始したが、発売から1ヶ月前後で出庫価格の値下げや割引額の増額が相次いで行われている。
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