英国のVodafone、HUAWEI Mate 20 X (5G)の予約を停止

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英国のVodafone Groupの完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるVodafoneは中国のHuawei Technologies (華為技術)製のスマートフォン「HUAWEI Mate 20 X (5G) (EVR-N29)」」の事前予約の受け付けを停止したと明らかにした。

2019年5月22日にHUAWEI Mate 20 X (5G)の事前予約の受け付けを停止した。

Vodafoneは事前予約の受け付けの停止は一時的な措置であるが、Huawei Technologies製のスマートフォンには不確実性が存在すると背景を説明している。

事前予約の受け付けを再開する時期は未定である。

また、Vodafoneとしては状況を注視するという。

Huawei Technologiesやその関係会社などは米国政府より制裁措置を受けており、米国の政府機関である商務省(Department of Commerce：DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security：BIS)よりEntity Listに追加された。

Entity Listの指定を受けた者と個人や事業体を含む米国人または外国人が特定の米国原産品を取引する場合、産業安全保障局より発行されたライセンスの取得が必要となる。

ただ、ライセンスの発行は原則として拒否されるため、Entity Listの指定を受けた者は特定の米国原産品の取り扱いが困難となる見込み。

Huawei TechnologiesはEntity Listの指定を受けてスマートフォン事業を含む各事業に影響が生じると予想されている。

特にスマートフォン事業ではスマートフォンのサポートやサービスの提供で影響を受ける可能性がある。

Vodafoneは不確実な状況が解消するまで、事前予約の受け付けを停止する模様である。

Vodafone

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