モザンビークのMovitelがLTEを商用化、ベトナムのViettel傘下
- 2019年08月27日
- 海外携帯電話
モザンビークの移動体通信事業者(MNO)であるMovitelはLTEサービスを商用化した。
Movitelは4.5GとしてLTEサービスを展開する。
LTE向けの周波数として2018年11月に2.6GHz帯、1.8GHz帯、800MHz帯の取得に成功しており、LTE (FDD)方式の2.6GHz帯(Band 7)、1.8GHz帯(Band 3)、800MHz帯(Band 20)を導入している。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)も実装しているため、4Gではなく4.5Gとして展開する模様である。
LTEサービスの開始当初はモザンビークの首都・マプトの一部のみがLTEサービスの提供エリアとなる。
MovitelはベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)の子会社で、2012年5月にモザンビークで移動体通信サービスを商用化した。
社名でブランド名でもあるMovitelはMovementとTelecomからなる造語で、Movitelとモザンビークがともに前進して未来へ向かえるよう願いを込めて命名された。
Viettel Groupは同社の子会社で国際投資事業を管轄するベトナムのViettel Global Investmentを通じてMovitelを所有しており、Viettel Global InvestmentによるMovitelの持分比率は70%となっている。
なお、Viettel Groupはベトナムの政府機関である国防省(Ministry of National Defence:MOD)が完全所有する国営企業である。
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