Motorola ATRIX 4G MB860がFCC通過!!
- 2011年05月26日
- Android関連
Motorola Mobility製のW-CDMA/GSM端末「MB860」が2011/01/20付けでFCCを通過した。
FCCIDはIHDP56LS1。
MB860は下記の周波数でFCCを通過している。
826.4~846.6MHz:W-CDMA 850 MHz
1852.4~1907.6MHz:W-CDMA 1900 MHz
824.2~848.8MHz:GSM 850 MHz
1850.2~1909.8MHz:GSM 1900 MHz
1850.2~1908.9MHz:GSM 1900 MHz
2402.0~2480.0MHz:Bluetooth
2412.0~2462.0MHz:Wireless LAN 2.4GHz (IEEE 802.11 b/g/n)
5180.0~5240.0MHz:Wireless LAN 5.2GHz (IEEE 802.11 a/n)
5745.0~5805.0MHz:Wireless LAN 5.8GHz (IEEE 802.11 a/n)
W-CDMAネットワークはW-CDMA 1900/850 MHzで通過している。
GSMネットワークはGSM 1900/850 MHzで通過している。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
Bluetooth通信は2.1+EDRに対応している。
無線LAN通信はIEEE 802.11 a/b/g/nに対応している。
2.4GHz帯(IEEE 802.11 b/g/n)だけではなく5.xGHz帯(IEEE 802.11 a/n)でも通過している。
IEEE 802.11 aは最大54Mbps、IEEE 802.11 bは最大11Mbps、IEEE 802.11 gは最大54Mbps、IEEE 802.11 nは最大72.2Mbpsで認証を受けている。
MB860は米国のAT&T向けに発表されたMotorola ATRIX 4Gのメーカー型番である。
カナダのBellと英国のOrangeにもMotorola ATRIXを投入すると発表されており、カナダのBell向けにはMB860と同一ハードウェアの端末が投入されると思われる。
正式な発表はされていないが、Motorola ATRIXは韓国SK TelecomにはMB860が、韓国KTにはMB861が投入される模様である。
Motorola ATRIX 4GはMotorola Olymupsとして知られていた端末で、OSにはAndroid 2.2.1 Froyo Versionを採用したスマートフォンである。
Android 2.3 Gingerbread Versionへのバージョンアップも予定されている。
チップセットはNVIDIA製のデュアルコアTegra 2を搭載している。
ディスプレイには大画面高精細4.0インチQHD(540*960)液晶を備えている。
リアカメラはデュアルLEDフラッシュ付きの500万画素CMOSセンサとなっている。
フロントカメラは30万画素CMOSセンサとなっている。
RAMは1GBでROMは16GB、外部メモリは最大でmicroSDHC32GBに対応している。
モバイルネットワークはW-CDMA 2100/1900/850 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
2.4GHz帯と5.xGHz帯のデュアルバンド無線LANやBluetooth 2.1+EDRにも対応する。
バイオ認証は指紋認証に対応する。
名称に4Gと付いているが、LTEネットワークには非対応でHSPA+に対応している。
下り最大14.4Mbpsの高速通信が実現可能だ。
米国ではIMT-2000規格(3G)の拡張規格を4Gと呼ぶことが許されており、HSPA+でも4Gと呼ばれている。
電池パックはリチウムイオン電池で型番はBH6X。
電池容量は1930mAhと大容量である。
非常にハイスペックで魅力的な端末である。
・FCC (Motorola MB860)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=934358&fcc_id=’IHDP56LS1′
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