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Xperia neo/Xperia pro/Xperia PLAYのスペック比較



Sony Ericssonが「Xperia neo」と「Xperia pro」と「Xperia PLAY」を発表した。
この3機種にXperia arcも加えて比較してみる。
いずれもOSにはAndroid 2.3 Gingerbread Versionを採用したスマートフォンである。
チップセットはW-CDMA/GSM方式の端末はQualcomm MSM8255 Snapdragonを採用しており、CDMA2000方式の端末はMSM8655 Snapdragonを採用している。
CPUの動作周波数はいずれも1GHzとなっている。
電池量量も全て同じで1500mAhとなっているが、電池パックの種類は異なる。
端末サイズを比較してみる。
Xperia neo:約116×57×13(mm), 126(g)
Xperia pro:約120×57×13.5(mm), 140(g)
Xperia PLAY:約119×62×16(mm), 175(g)
Xperia arc:約125.0×63.0×最厚部10.9/最薄部8.7(mm), 117(g)
Xperia neoはフルタッチパネル式、Xperia proは横スライド式でQWERTYキーボード搭載、Xperia PLAYは横スライドでコントローラが現れる。
Xperia proはスライド式としては薄い印象である。
Xperia PLAYは厚く重くなるのは仕方ないでしょう。
Xperia arcの厚さは最厚部が10.9mmで、最薄部は8.7mmとなっている。
ディスプレイを比較してみる。
Xperia neo:約3.7インチ, FAVGA(480*854), 16777216色表示
Xperia pro:約3.7インチ, FWVGA(854*480), 16777216色表示
Xperia PLAY:約4.0インチ, FWVGA(854*480), 16777216色表示
Xperia arc:約4.2インチ, FWVGA(480*854), 16777216色表示
解像度や最大同時発色数は同じであるが、画面サイズはXperia PLAYが約4.0インチと少し大きい。
リアカメラの比較をしてみる。
Xperia neo:約810万画素裏面照射型CMOS, 720pHD(1280*720)
Xperia pro:約810万画素裏面照射型CMOS, 720pHD(1280*720)
Xperia PLAY:約510万画素CMOS, 720*480
Xperia arc:約810万画素裏面照射型CMOS, 720pHD(1280*720)
Xperia neoとXperia proとXperia arcは約810万画素の裏面照射型CMOS Exmor Rを搭載しており、動画撮影は720pHD(1280*720)に対応しているが、Xperia PLAYは約510万画素CMOSで動画撮影は720*480とかなりスペックが削られている。
カメラのUIもXperia PLAYはAndroid標準のものとなっている。
フロントカメラはXperia neoとXperia proとXperia PLAYに搭載されており、いずれも約30万画素CMOSとなっている。
Xperia arcはフロントカメラを搭載していない。
モバイルネットワークの周波数を比べてみる。※1
MT15i:W-CDMA 2100/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
MT15a:W-CDMA 2100/1900/850 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
MK16i:W-CDMA 2100/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
MK16a:W-CDMA 2100/1900/850/800 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
R800i:W-CDMA 2100/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
R800a:W-CDMA 2100/1900/850/800 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
R800at:W-CDMA 2100/1900/850/800 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
R800x:CDMA2000 1900/800 MHz
Z1i:W-CDMA 2100/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
LT15i:W-CDMA 2100/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
LT15a:W-CDMA 2100/1900/850/800 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHz
末尾iの端末はグローバル向けに投入され、末尾aの端末はアメリカ州(主に北米)向けに投入される。
末尾iの端末はW-CDMA 2100/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応することが多い。
X10iはW-CDMA 1700 MHz (Band IV)に対応していたが、その後の端末でBand IVに対応する端末はない。
末尾aの端末はW-CDMA 2100/1900/850 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応することが多かったが、MT15i以外はW-CDMA 2100/1900/850/800 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。※2
W-CDMA 800 MHzはNTT docomoで使用されている周波数であるが、W-CDMA 800 MHzに対応した端末が全て出てくることはなさそうである。
3G周りの仕様を共通化するために今後はW-CDMA 800 MHzに対応する端末も増えてくるかもしれない。
R800atもW-CDMA 2100/1900/850/800 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応しているが、R800aと同一ハードウェアになるためと思われる。
今回は、CDMA2000に対応した端末も用意された。
R800xをVerizon Wireless向けに投入することによって、Sony Ericssonは約8年ぶりに北米向けへCDMA2000端末の供給を再開することになる。
パケット通信の通信速度を比べてみる。
MT15i:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 5.76Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 86kbps
MT15a:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 5.76Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 86kbps
MK16i:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 5.76Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 86kbps
MK16a:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 5.76Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 86kbps
R800i:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 2.0Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 80kbps
R800a:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 2.0Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 80kbps
R800at:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 2.0Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 80kbps
R800x:1x EV-DO 3.1Mbps (download)/1.8 Mbps (upload)
Z1i:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 2.0Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 80kbps
LT15i:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 5.76Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 86kbps
LT15a:HSDPA 7.2Mbps, HSUPA 5.76Mbps, EDGE 236.8kbps, GPRS 86kbps
W-CDMA/GSM方式に対応している端末はHSPA ,EDGE, GPRSに対応している。
R800i, R800a, R800at, Z1iだけがHSUPA 2.0Mbps, GPRS 80kbpsとなっており、他の端末はHSUPA 7.2Mpbs. GPRS 86kbpsに対応する。
Xpreia PLAYのW-CDMA/GSM版は他のW-CDMA/GSM方式の端末と仕様が異なるようである。
R800xはCDMA2000方式に対応した他末で、パケット通信は1x EV-DO 下り3.1Mbps/上り1.8Mbpsに対応する。
無線LAN通信の速度を比べてみる。
Xperia neo:IEEE 802.11 b 11Mbps, IEEE 802.11 g 54Mpbs, IEEE 802.11 n 65Mbps
Xperia pro:IEEE 802.11 b 11Mbps, IEEE 802.11 g 54Mpbs, IEEE 802.11 n 72.2Mbps
Xperia PLAY:IEEE 802.11 b 11Mbps, IEEE 802.11 g 54Mpbs, IEEE 802.11 n 72.2Mbps
Xperia arc:IEEE 802.11 b 11Mbps, IEEE 802.11 g 54Mpbs, IEEE 802.11 n 72.2Mbps
いずれもIEEE 802.11 b/g/nに対応している。
IEEE 802.11 nは2.4GHz帯のみに対応しており、5.xGHz帯に対応している端末はない。
IEEE 802.11 b/gのリンクスピードは同じである。
IEEE 802.11 nのリンクスピードはXperia neoだけが最大65Mbpsとなっており、他の端末は72.2Mbpsとなっている。
まぁ、こんなところで。
各端末はカメラの仕様や通信周りの仕様が大きく異なるので、端末を選ぶ時は注意して選びたいところである。
因みに、コードネームはXperia neoがHallon、Xperia proがIyokan、Xperia PLAYがZeus、Xperia arcがAnzuである。
注意:当記事は各端末のWhite paperを参考にして作成。
※1:MT15iとMT15aはXperia neo、MK16iとMK16aはXperia pro、R800iとR800aとR800atとR800xとZ1iはXperia PLAY、LT15iとLT15aはXperia arc。
※2:White paperにはMT15aはW-CDMA 2100(I)/1900(II)/800(V) MHzと記載されているがW-CDMA 800 MHzなら(VI)となるし、W-CDMA 850 MHzに対応しないということは考えられないので800(V)ではなく850(V)を挿していると思われる。
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・White paper (Xperia neo)
http://developer.sonyericsson.com/cws/download/1/922/664/1297416115/neo_WP_1.pdf
・White paper (Xperia pro)
http://developer.sonyericsson.com/cws/download/1/922/663/1297415611/pro_WP_1.pdf
・White paper (Xperia PLAY)
http://developer.sonyericsson.com/cws/download/1/922/665/1297417392/PLAY_WP_1.pdf
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“Xperia neo/Xperia pro/Xperia PLAYのスペック比較” への2件のフィードバック

  1. 夏目 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    ぱおぱおさん
    ソニーエリクソンは続々と新機種を出してきますね
    ぱおぱおさんは何か候補はあるんですか?

  2. ぱおぱお より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >夏目さん
    まぁ、購入候補の端末は複数ありますよ~

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