スポンサーリンク

サムスン電子、Exynos 990および5G Exynos Modem 5123を発表



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は携帯端末向けチップセット「Samsung Exynos 990」および通信モデム「Samsung 5G Exynos Modem 5123」を発表した。

いずれも製造プロセスは7nm EUVプロセス技術を採用し、高価格帯のスマートフォンで採用される見込み。

Samsung Exynos 990のCPUはオクタコアとなり、デュアルコアのカスタムCPU、デュアルコアのARM Cortex-A76、クアッドコアのARM Cortex-A55で構成される。

GPUはARM Mali-G77 MP11を搭載している。

人工知能(AI)の処理を行うデュアルコアのニューラルネットワーク処理装置(NPU)も搭載し、On-Device AIを実装できる。

ディスプレイの解像度はWQUXGA+(3840*2400)または4K UHD(4096*2160)に対応しており、リフレッシュレートは最大で120Hzとなる。

カメラの画素数は最大でシングルカメラが約1億800万画素、デュアルカメラが2個の約2,480万画素に対応し、動画処理は4K UHDで120fpsもしくは8Kで30fpsまで対応する。

システムメモリはLPDDR5、ストレージはUFS 2.1またはUFS 3.0を利用できる。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した通信モデムであるSamsung 5G Exynos Modem 5123と組み合わせられる。

Samsung 5G Exynos Modem 5123はNR方式では最大で8コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(8CC CA)に対応し、通信速度はFR1で下り最大5.1Gbps、FR2で下り最大7.35Gbpsとなる。

8CC CAはFR2で対応すると思われる。

ノンスタンドアローン(NSA)構成ではNR方式とLTE方式を同時通信するE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)に対応する。

LTE方式は下りの1024QAMにも対応し、通信速度は下り最大3.0Gbps/上り最大422Mbpsとなる。

LTE DL Category 24およびLTE UL Category 22に対応する可能性が高い。

Samsung Electronicsは2019年末よりSamsung Exynos 990およびSamsung 5G Exynos Modem 5123の量産を開始する見込み。

2020年春に発売すると思われるSamsung Galaxy S11シリーズでの採用が期待される。

Samsung Electronics

スポンサーリンク

コメントを残す









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年10月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK