楽天モバイル、MNO回線開通に関する重要な案内を掲載
- 2019年10月24日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として展開する無料サポータープログラムにおける回線開通に関して公式ウェブサイト上に案内を掲載した。
Rakuten Mobileの無料サポータープログラムでは回線開通に失敗する事例が報告されている。
そこで、Rakuten Mobileは2019年10月23日付けで公式ウェブサイト上に「「無料サポータープログラム」をご利用中のお客様へ重要なお知らせ」として案内を掲載し、回線開通に関して説明している。
無料サポータープログラムで利用するSIMカードには回線開通に関する案内用紙を同封しているため、回線開通に際して案内用紙を確認するよう求めている。
到着したSIMカードは必ず無料サポータープログラムの対象製品で開通するよう求めており、対象製品でない製品では正常に開通できない場合がある。
Rakuten Mobileが自社の基地局で整備した楽天回線の圏内、またはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)とのローミング協定に基づきローミングで使用できるパートナーエリアの圏内で対象製品にSIMカードを入れると、Rakuten Mobileのシステムで認識されて開通できるが、圏外の場合はシステムで認識できずに回線が開通されない。
圏内でも電波が弱い場所では開通できない場合があるため、電波状況が良好の場所に移動して対象製品で開通するよう呼びかけている。
Rakuten Mobileはサービスエリアを公開しているが、サービスエリア上は圏内でも実際は圏外となる場合も多い模様で、Rakuten Mobileが公開したサービスエリアは信頼できるとは言えない。
電波状況を簡単に確認する方法を紹介しておくと、モバイルネットワークの設定からネットワークの検索を行い、Rakutenまたは440-11、440-53を検出すれば、少なくとも楽天回線またはパートナーエリアの圏内であることを示す。
ただ、検出できても電波状況が弱い場合もあり、検出したRakutenまたは440-11、440-53を選択して固定し、サードパティのアプリケーションもしくは機種によっては隠しメニューのエンジニアリングモードやそれに相当するモードで信号強度の確認を行い、電波状況を簡単に調べることができる。
Rakuten Mobileの基地局はアンテナの背面に無線機を搭載することから一目で判別しやすく、Rakuten Mobileの基地局付近で開通する手段も有効と思われるが、完成前などで電波を送出していない基地局も存在するため、その点は留意しておきたい。
無料サポータープログラムでは回線開通に失敗する事例が多発した結果、カスタマーサポートへの問い合わせが増加し、2019年10月17日より電話およびメッセージが繋がりにくい状況も発生していたという。
2019年10月18日から2019年10月19日にかけてカスタマーサポートを増員して問い合わせ対応を改善しており、正しい方法で回線開通を試みたにもかかわらず回線開通できない場合は、カスタマーサポートに問い合わせるよう案内している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。