Xperia 1 Professional Edition (J9150)、海外版のXperia 1 (J9110)がベースに
- 2019年10月27日
- Android関連
Sony Mobile Communications製のスマートフォン「Sony Xperia 1 Professional Edition (J9150)」は同社製のスマートフォン「Sony Xperia 1 (J9110)」をベースとすることが分かった。
Sony Xperia 1 Professional Editionは型番がJ9150で、2019年10月25日より日本で販売を開始している。
映像制作者、フォトグラファー、モバイルeスポーツおよび各種イベント向けの特別仕様に仕上げられたスマートフォンである。
発売に合わせてSony Mobile Communicationsの公式ウェブサイトでは取扱説明書が公開されている。
取扱説明書からFCC IDはPY7-15716Cで、Type NumberはPM-1221-BVと確認できる。
連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)でPY7-15716Cの認証情報を確認すると、J9150ではなくJ9110の取扱説明書が公開されている。
ただ、マカオ特別行政区の政府機関である郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)、タイの政府機関である国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission:NBTC)、シンガポールの政府機関である情報通信メディア開発庁(Info-communications Media Development Authority:IMDA)の認証ではいずれもJ9110のType NumberとしてPM-1221-BVが記載されているため、PY7-15716Cの認証情報にPM-1221-BVであるJ9110の取扱説明書が公開されていることに矛盾はない。
一連の情報より、J9150とJ9110はいずれもType NumberがPM-1221-BVで、電気的に共通であることが分かる。
J9110は中国、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾、タイ、マレーシア、シンガポールなどで販売されているSony Xperia 1の型番である。
J9150は日本独自機能が非対応になるなど、そのスペックから日本国外で販売するSony Xperia 1をベースにすることは容易に予想できたが、Sony Xperia 1の複数の型番のうちベースの型番はJ9110で確定した。
J9110をベースとして特別仕様に仕上げたため、通信方式および対応周波数はJ9110と共通となるほか、SIMカードはデュアルSIMに対応し、一方でFeliCaや地上デジタルテレビ放送のフルセグおよびワンセグには非対応と考えられる。
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