中国、携帯電話加入件数が16億件目前に
- 2019年11月21日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信サービスの加入件数が16億件目前に迫っていることが分かった。
中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)として事業を行うChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)、China Telecom (中国電信)、China Unicom (中国聯通)として事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)がそれぞれ2019年10月の月次データを公表し、移動体通信サービスの加入件数が判明した。
2019年10月末時点の移動体通信サービスの加入件数はChina Mobile Communications Groupが9億4,359万件、China Telecomが3億3,253万件、China United Network Communicationsが3億2,211万9,000件で、合計は15億9,823万9,000件となった。
2019年中には中国の移動体通信サービスの加入件数が16億件を突破する可能性がある。
中国は世界で最も人口が多い国であるが、移動体通信サービスの加入件数も世界で最も多く、移動体通信サービスの加入件数が10億件を超える国は中国とインドの2ヶ国のみとなっている。
なお、中国では2018年7月に移動体通信サービスの加入件数が15億件を突破した。
参考までに、2019年10月末時点で加入件数ベースの占有率はChina Mobile Communications Groupが59.04%、China Telecomが20.81%、China United Network Communicationsが20.15%で、最大手のChina Mobile Communications Groupが6割前後を占める状況に変わりはない。
中国では2019年にCBN (中国広電)として事業を行うChina Broadcasting Network (中国広播電視網絡:CBN)に対しても移動体通信事業の免許が交付されており、早ければ2020年に中国で第4の移動体通信事業者として新規参入する可能性がある。
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