サウジアラビアのstcがブランドを刷新、クウェートとバーレーンのVIVAは廃止に
- 2019年12月19日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの移動体通信事業者(MNO)であるSaudi Telecom Company (STC)はブランドを刷新した。
Saudi Telecom Companyは社名の略称がSTCで、社名の略称と同じブランド名を採用している。
引き続き社名の略称と同じブランド名を使用するが、従来のロゴの廃止およびロゴタイプの変更を行い、2019年12月19日より紫色を使用した新たなロゴタイプで展開する。
ブランド名を表記する場合、従来はすべて大文字でSTCと表記していたが、2019年12月19日からはすべて小文字でstcと表記することになる。
なお、Saudi Telecom Companyはサウジアラビア政府系の企業で、サウジアラビアの政府系投資ファンドであるPublic Investment Fund (PIF)がSaudi Telecom Companyの発行済株式の70%を保有している。
ブランドの刷新はSaudi Telecom Companyの子会社にも適用される。
Saudi Telecom Companyはサウジアラビアに加えてバーレーンおよびクウェートでも移動体通信事業を手掛けており、バーレーンでは子会社のVIVA Bahrain、クウェートでは子会社のKuwait Telecom Company (KTC)が移動体通信事業を行う。
VIVA BahrainおよびKuwait Telecom Companyはいずれもブランド名をVIVAとして展開してきたが、VIVAを廃止して2019年12月18日よりサウジアラビアと同様にstcへ改めた。
Saudi Telecom Companyとしては子会社も含めてブランド名をstcに統一したことになる。
これに伴い、SNSなどではサウジアラビア向けにはstc Saudi Arabia、stc Bahrain、stc Kuwaitとして展開している。
参考までに、Saudi Telecom Companyによる持分比率はVIVA Bahrainが100%、Kuwait Telecom Companyが51.8%となっている。
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