ノキアが世界で63件の5G商用契約を締結、日米韓の大手とも
- 2020年01月11日
- 海外携帯電話
フィンランドのNokiaは世界で63件の第5世代移動通信システム(5G)の商用契約を獲得したと発表した。
有償のネットワーク試験、パイロット試験、デモンストレーションなどの5G契約は63件の商用契約に含まれず、有償のネットワーク試験、パイロット試験、デモンストレーションなどを含めると契約数は100件以上に達するという。
Nokiaは5Gを早期導入するほとんどの移動体通信事業者(MNO)より選択されるベンダであり、Nokiaを選択した5Gを早期導入した移動体通信事業者にはNTT DOCOMO、KDDI、SoftBank、米国のAT&T Mobility、Sprint、T-Mobile USA、Verizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnership、韓国のKT Corporation、LG U+として事業を行うLG Uplus、SK Telecom、イタリアのVodafone Italia、O2として事業を行う英国のTelefonica UK、豪州のOptus MobileおよびVodafone Hutchison Australia、フィンランドのElisaおよびTelia Finland、アラブ首長国連邦(UAE)のduとして事業を行うEmirates Integrated Telecommunications Company、サウジアラビアのstcとして事業を行うSaudi Telecom CompanyおよびZainとして事業を行うMobile Telecommunication Company Saudi Arabiaなどが含まれる。
また、Nokiaは日本の大手3社であるNTT DOCOMO、KDDI、SoftBank、米国の大手4社であるAT&T Mobility、Sprint、T-Mobile USA、Cellco Partnership、韓国の大手3社であるKT Corporation、LG Uplus、SK Telecomのすべてと5Gの商用契約を締結した唯一のベンダでもある。
2019年は5Gの商用契約の締結数を伸ばしたが、2020年も引き続きさらなる5Gの商用契約の締結を目指すという。
同時に標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)における3GPP Release 16の標準化作業に貢献していることもアピールしている。
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