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au向けにフォルダブルスマホGalaxy Z Flipを投入へ、SCV47がFCC通過



KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「SCV47」が2020年1月23日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。

FCC IDはA3LSMF700F。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 2300(B30)/1900(B2/B25)/ 1700(B4/B66)/850(B5)/800(B26)/ 700(B12/B13/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

SCV47は未発表端末の型番である。

型番規則からKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが展開するauのラインナップで提供するスマートフォンと考えられる。

FCCではメインの型番がSM-F700Fで、バリエーションのひとつとしてSCV47が記載されている。

SM-F700Fは国際版のSamsung Galaxy Z Flipの型番に該当する見込みであるため、SCV47はau向けのSamsung Galaxy Z Flipにあたり、電気的には国際版のSamsung Galaxy Z Flipと共通と分かる。

FCCではスペックの一部が公開されている。

通信方式はLTE (FDD) 2600(B7)/2300(B30)/2100(B1)/ 1900(B2/B25)/1800(B3)/1700(B4/B66)/ 900(B8)/850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28/B29) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応するが、SCV47はソフトウェアの制御により一部の周波数が非対応となる可能性もある。

LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。

電池パックの型番はEB-BF700ABYおよびEB-BF701ABYで、2個の電池パックを内蔵する。

Samsung Electronicsが慶尚北道亀尾市で運営する工場で製造される。

ラベルは電磁的表示の電子ラベルを採用しており、FCCでは電子ラベルとその表示方法が公開されている。

なお、Samsung Galaxy Z Flipは折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載した縦折りのフォルダブルスマートフォンとなる。

Samsung Electronicsが2020年2月11日に米国のカリフォルニア州サンフランシスコで開催するSamsung Galaxy Unpacked 2020において正式に発表される見込み。


FCC – Samsung SCV47

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