楽天モバイル、フェムトセルのRakuten Casaを3月下旬以降に提供
- 2020年03月03日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線においてフェムトセル(小型室内アンテナ)のRakuten Casaを2020年3月下旬以降に提供すると発表した。
Rakuten Casaは楽天カーサと読み、自宅など室内に設置できるフェムトセルである。
Rakuten Mobileは2020年4月8日に楽天回線を商用化するが、それに先立ち2020年3月下旬以降より順次提供を開始する予定という。
自宅や店舗など電波状況が悪い室内に設置することで、室内の電波状況の改善を図れる。
また、高性能な無線LANのアクセスポイントとして利用することもできる。
インターネット接続に利用する光回線終端装置(ONU)に接続するだけで使えると案内している。
なお、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページを参照すると、すでにRakuten Mobileのフェムトセルと思われる包括免許が交付されている。
免許状からLTE方式の1.8GHz帯(Band 3)を5MHz幅で運用できると見て取れる。
Rakuten Mobileは2020年4月8日に楽天回線を商用化する予定で、商用化の時点では通信方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式のみを運用する。
LTE方式の周波数は1.8GHz帯で、LTE BandはBand 3となる。
2020年6月には第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入する計画である。
NR方式の周波数は3.7GHz帯および28GHz帯となり、NR Bandは3.7GHz帯がn77で、28GHz帯がn257となることも分かっている。
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