Galaxy S20+ 5G SC-52AとGalaxy S20+ 5G SCG02がFCC通過、ハードウェアは共通
- 2020年04月12日
- docomo-SAMSUNG, KDDI-SAMSUNG
NTT DOCOMO向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-52A」が2020年4月10日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはA3LSMG986JPN。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 1700(B4)/850(B5)/700(B12/B13) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯の無線LANも利用できる。
SC-52AはGalaxy S20+ 5G SC-52AとしてNTT DOCOMOより発表されている。
FCCが公開した資料には追加モデルとしてSM-G986DSおよびSCG02も記載されており、それぞれNTT DOCOMOが発表したGalaxy S20+ 5G Olympic Games Edition SC-52A、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がauのラインナップで発表したGalaxy S20+ 5G SCG02に該当する。
FCC IDが共通で同一機器としてFCCの認証を受けたことから、Galaxy S20+ 5G Olympic Games Esition SC-52Aは当然として、Galaxy S20+ 5G SCG02もGalaxy S20+ 5G SC-52Aと電気的に共通と考えられる。
NTT DOCOMO向けとau向けは電気的に共通となるが、ソフトウェアの制御によって対応周波数などを変更することが分かっている。
電池パックの型番はEB-BG986ABYとなる。
製造者はSamsung ElectronicsまたはベトナムのSamsung Electronics Viet Namと記載されている。
したがって、Samsung Electronicsが韓国の慶尚北道亀尾市で運営する工場もしくはSamsung ElectronicsがシンガポールのSamsung Asiaを通じて完全所有するSamsung Electronics Viet Namがベトナムのバクニン省で運営する工場で製造される。
ラベルは電磁的表示の電子ラベルを採用しており、FCCでは電子ラベルとその表示方法が公開されている。
なお、NTT DOCOMOは2020年5月下旬以降にGalaxy S20+ 5G SC-52A、2020年6月下旬以降にGalaxy S20+ 5G Olympic Games Edition SC-52A、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは2020年5月下旬以降にGalaxy S20+ 5G SCG02を発売する予定である。
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