DOCOMO PACIFIC、5G対応のGalaxy S20 Ultraを発売へ
NTT DOCOMOの完全子会社で米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島の移動体通信事業者(MNO)であるDOCOMO PACIFICは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Samsung Galaxy S20 Ultra」を発売すると明らかにした。
Samsung Galaxy S20 UltraはDOCOMO PACIFICが提供する第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンとなる。
具体的な発売時期や価格など詳細は公表されていない。
発売時期が迫れば詳細な情報を案内すると思われる。
DOCOMO PACIFICは2019年10月29日に5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成に準拠した5Gサービスを商用化した。
通信設備はフィンランドのNokiaより調達しており、まずは米領グアムの首都・ハガニアおよびタムニンの一部を5Gサービスの提供エリアとする。
これまでに、米領グアムでは5Gサービスを商用化した移動体通信事業者はなく、米領グアムで最初に5Gサービスの提供を開始した移動体通信事業者がDOCOMO PACIFICとなった。
なお、米自治領北マリアナ諸島ではDOCOMO PACIFICを含めて5Gサービスを提供する移動体通信事業者はない。
DOCOMO PACIFICの5Gサービスは法人顧客を対象に固定通信用途で提供しており、端末は台湾のHTC (宏達国際電子)製のHTC 5G Hubを用意している。
Samsung Galaxy S20 Ultraの発売に合わせて個人顧客を対象に携帯通信用途でも5Gサービスの提供を開始する可能性が高い。
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