英Vodafone系のVodacomとSafaricom、エチオピア参入に関心を表明
- 2020年05月23日
- 海外携帯電話
南アフリカのVodacom Groupはエチオピアへの新規参入に関心があることを正式に表明した。
Vodacom Groupは同社の関連会社でケニアの移動体通信事業者(MNO)であるSafaricomと協力してエチオピアへの新規参入に向けて取り組む計画である。
詳細な情報は公開していないが、Vodacom GroupとSafaricomはコンソーシアムを結成して1の者としてエチオピアへの新規参入を狙う。
エチオピアでは電気通信分野や経済の発展を期待して電気通信分野の自由化が決定している。
電気通信分野の自由化に伴いエチオピアの独立機関で電気通信事業の規制を司るエチオピア通信庁(Ethiopian Communications Authority:ECA)は2社に電気通信事業のライセンスを新規発給する計画で、まずは関心表明を2020年5月21日から2020年6月22日の24時(東アフリカ時間)まで受け付ける。
電気通信事業のライセンスとなるが、エチオピア通信庁は移動体通信事業者として携帯電話サービスの実績を有する企業を求めており、実質的に2社の移動体通信事業者を迎え入れることになる。
子会社または関連会社を通じてコンゴ民主共和国(旧:ザイール)、エジプト、ガーナ、Safaricomを通じたケニア、レソト、モザンビーク、本拠を置く南アフリカ、タンザニアで移動体通信事業者として実績を有するVodacom Groupとケニアで移動体通信事業者として実績を有するSafaricomは共同で関心表明を提出する見込み。
なお、Vodacom Groupは英国のVodafone Groupの子会社で、SafaricomはVodafone Groupの関連会社となり、Vodacom GroupはVodafone Groupのロゴを使用して展開している。
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