Sony Tablet S1がFCC通過、対応周波数が判明!!
- 2011年06月08日
- Android関連
SONY製のW-CDMA/GSM端末「SGPT113JP/S」が2011/06/07付けでFCCを通過した。
FCCIDはAK8SGPT113JP。
SGPT113JP/Sは下記の周波数でFCCを通過している。
826.4~846.6 MHz:W-CDMA 850 MHz
1852.4~1907.6 MHz:W-CDMA 1900 MHz
824.2~848.8 MHz:GSM 850 MHz
1850.2~1909.8 MHz:GSM 1900 MHz
2402.0~2480.0 MHz:Bluetooth
2412.0~2462.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 b/g/n
モバイルネットワークはW-CDMA 1900/850 MHz, GSM 1900/850 MHzで通過している。
3Gネットワークは、米国ではAT&Tのネットワークで使用可能ということになる。
WANモジュールにはEricsson製の“Ericsson F5521gw”を採用していると記載されている。
Ericsson F5521gwが対応している周波数はW-CDMA 2100/1900/900/850/800(VI) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzで、パケット通信はHSPA (DL 21Mbps, UL 5.76Mbps), EDGE/GPRS (DL 247kbps, UL 247kbps)に対応している。
WANモジュールが対応していても、SGPT113JP/Sがそれに対応しているとは限らないので注意が必要だ。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LAN通信はIEEE 802.11 b/g/nに対応しており、IEEE 802.11 nは2.4GHz帯のみの通信に対応している。
その他、1575.42MHzを使用したGPS(A-GPS)にも対応する。
FCCの資料にはSGPT113JP/S以外に“SGPT114JP/S”という型番も記載されている。
型番にJPが付いているので、いずれも日本向けの端末と考えられる。
FCCではラベルの画像が公開されている。
SGPT113JP/Sと同日付けで、「SGPT111US/S」もFCCを通過している。
Bluetooth及び無線LANの周波数でのみ通過している。
FCCの資料にはSGPT111US/S以外に“SGPT112US/S”“SGPT111CA/S”“SGPT112CA/S”といった型番が記載されている。
SGPT11*US/Sが米国向けで、SGPT11*CA/Sがカナダ向けとなりそうだ。
日本向けと米国向けとカナダ向けの端末にはそれぞれ2つの型番が用意されており、それぞれ内蔵メモリが異なる端末になると思われる。
FCCでは米国向け端末とカナダ向け端末のラベルの画像も公開されている。
SGPT113JP/SとSGPT114JP/SとSGPT111US/SとSGPT112US/SとSGPT111CA/SとSGPT112CA/SはいずれもSony Tablet S1の型番である。
Sony Tablet S1はOSにAndroid 3.x Honeycomb Versionを採用したタブレット型端末である。
チップセットはNVIDIA Tegra2を搭載している。
CPUはデュアルコアで動作周波数が1GHzとなっている。
ディスプレイは約9.4インチWXGA(1280*800)液晶を搭載している。
2011年の秋以降に発売される予定である。
・FCC (SONY SGPT113JP/S)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=269626&fcc_id=’AK8SGPT113JP’
・FCC (SONY SGPT111US/S)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=390099&fcc_id=’AK8SGPT111US’
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