ZTE製のau 5G対応スマホZTE a1 ZTG01が技適を再通過、n77を追加
- 2020年07月17日
- KDDI-ZTE
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。
auを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ZTG01」が2020年6月24日付けでCertificate Technical Support Center (認証技術支援センター)を通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は018-200198。
モバイルネットワークはNR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B18/B26) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。
ZTG01はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneよりauのラインナップ向けにZTE a1 ZTG01として発表されている。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが提供する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠したau 5Gに対応したスマートフォンである。
工事設計認証は2020年4月30日と2020年5月20日にも取得しているため、3度目の工事設計認証の取得となる。
1度目では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式で認証を受けず、2度目でNR方式を追加したが、周波数範囲はn78およびn77を導入できる3600~3800MHzに限定して認証を受けていた。
3度目では3600~4100MHzに拡大して認証を受けており、n78は導入できずn77を導入できる3800~4100MHzの周波数範囲にも対応することが分かる。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは5G向けの周波数としてサブ6GHz帯では3700~3800MHzおよび4000~4100MHzの割当を受けており、前者ではすでにn78を導入し、後者では将来的にn77を導入する予定で、ZTE a1 ZTG01はその両方に対応することが確定した。
2020年7月以降にZTE a1 ZTG01を発売する予定で、具体的な発売日は決定していない。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。