ソフトバンク、4月9日にLINEモバイルを完全子会社化
- 2021年03月31日
- SoftBank-総合
SoftBankは同社の連結子会社であるLINE MOBILEに関して完全子会社化を決議したと発表した。
SoftBankは2020年12月22日付けでLINE MOBILEの完全子会社化および吸収合併に向けて検討を進めることで決定したと案内していた。
2021年3月30日に開催したSoftBankの取締役会において、LINE MOBILEの全株式を取得して完全子会社化することを決議したという。
SoftBankによるLINE MOBILEの吸収合併に関しては引き続きSoftBankとLINE MOBILEの間で協議を進め、吸収合併に関する決議が完了次第、速やかに案内する計画である。
LINE MOBILEはSoftBank、NTT DOCOMO、KDDIより卸提供を受けて仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯通信サービスを提供している。
2020年3月31日時点の従業員は単体で99人、2020年9月30日時点の大株主および持分比率はSoftBankが59.95%、LINEが40.05%となっている。
SoftBankおよびLINEは2021年4月2日に株式譲渡契約を締結する予定で、SoftBankは2021年4月9日にLINEが保有するLINE MOBILEの全株式をLINEより取得して完全子会社化する予定である。
取得価額に関してはSoftBankおよびLINEの協議によって決定しており、SoftBankおよびLINEの合意に基づき非開示という。
SoftBankは2021年3月17日に移動体通信事業者(MNO)として新たにLINEMOの携帯通信サービスの提供を開始した。
LINEMOはオンライン専用で提供しており、LINEのプラットフォームを活用している。
Z HoldingsとLINEの経営統合を機にLINEのプラットフォームを活用した通信事業における新サービスを提供することでLINEと詳細を協議してLINEMOを実現しており、その一環でSoftBankはLINE MOBILEを完全子会社化する。
なお、LINE MOBILEの携帯通信サービスは2021年1月28日に案内した通り、2021年3月31日の11時をもって新規加入の受け付けを終了した。
既存の加入者は2021年3月31日の11時以降も引き続き利用できる。
また、LINE MOBILEではソフトバンク回線、ドコモ回線、au回線を提供しているが、ドコモ回線またはau回線への回線変更は受け付けず、ソフトバンク回線への回線変更に限り申し込みを受け付けている。
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