NTTドコモとソフトバンク、パラオでデータ通信の中断を案内
- 2023年07月20日
- docomo-総合, SoftBank-総合
NTT DOCOMOおよびSoftBank Corp.はパラオで国際ローミングを利用時にデータ通信を利用できない事象に関して案内した。
NTT DOCOMOは2023年7月18日付けの案内を通じてパラオでは国際ローミングのWORLD WINGでデータ通信を利用できない状況が発生していることを公表している。
SoftBank Corp.も2023年7月18日付けで案内を掲載しており、パラオでは2023年7月18日の7時から国際ローミングでデータ通信を一時的に中断するという。
SoftBank Corp.は詳細な情報も公表しており、国際ローミングの対象となる移動体通信事業者(MNO)側のメンテナンスが理由で、音声通話およびSMSは利用できることも明確化した。
NTT DOCOMOとSoftBank Corp.ともに対象の移動体通信事業者はPalauCelとして携帯通信事業を行うPalau National Communications Corporation (パラオ国立通信公社:PNCC)となっている。
Palau National Communications Corporationからも発表しており、パラオと米領グアムを結ぶ海底ケーブルを修理するため、完了するまではデータ通信の提供を一時的に停止する。
2023年7月18日の7時に修理を開始しており、2023年7月22日の17時に完了する見込みという。
なお、SoftBank Corp.は日本標準時、Palau National Communications Corporationはパラオ時間で案内しているが、日本標準時とパラオ時間は同一の時間帯である。
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)は案内していないが、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyもパラオでは国際ローミングの対象となる移動体通信事業者がPalau National Communications Corporationとなっている。
そのため、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone CompanyもNTT DOCOMOやSoftBank Corp.と同様の影響を受けると考えられる。
Rakuten Mobile (楽天モバイル)はパラオで国際ローミングを提供していない。
在パラオ日本国大使館は連絡が必要な場合は音声通話で連絡するよう求めている。
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