サムスン電子がGalaxy Y55 5Gを発売か、ODM製品の5Gスマホ

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韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-C5560」が2024年1月12日付けで中国の中国強制認証(China Compulsory Certification：CCC)の認証を通過した。

機器名称は5G数字移動電話機であるため、第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンと考えられる。

製造者は中国のNanchang Qisheng Electronic Technology (南昌勤勝電子科技)となっている。

Nanchang Qisheng Electronic Technologyが所有する工場で製造を行うことが分かる。

基本的にSamsung Electronicsは自社開発の製品は自社もしくは連結子会社の工場で製造を行うが、Nanchang Qisheng Electronic TechnologyはSamsung Electronicsと資本関係がなく、中国のHuaqin Technology (華勤技術)の連結子会社である。

Samsung ElectronicsはODM製品の製造は開発元に委託しているため、Huaqin Technologyが開発したODM製品と考えられる。

未発表の型番であるが、これまでに仕様の一部が判明している。

ディスプレイは約6.67インチFHD+(1080*2400)有機ELを搭載する。

カメラはリアに約5000万画素CMOSイメージセンサ、約800万画素CMOSイメージセンサ、約200万画素CMOSイメージセンサで構成するトリプルカメラ、フロントに約1300万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式を利用できる。

無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)にも対応している。

システムメモリの容量は8GBもしくは12GB、内蔵ストレージの容量は128GBもしくは256GBとなる。

電池パックの容量は4855mAhとなっている。

中国で販売する計画で、製品名はSamsung Galaxy Y55 5Gと伝えられている。