全世界でLTEを提供する事業者が300社に達する、300社目は台湾のTaiwan Mobileに
- 2014年06月11日
- 海外携帯電話

全世界でLTEサービスを提供する国と地域が107となり、LTEサービスを提供する事業者は300社に達した。
GSAが公開した調査結果によって明らかになっている。
直近では2014年5月にブルガリアのMax Telecomと台湾のChunghwa Telcom(中華電信)、2014年6月に台湾のFarEastone Telecommunications(遠傳電信)とTaiwan Mobile(台湾大哥大)がLTEサービスを開始している。
最も最近に開始した通信事業者は2014年6月4日に開始したTaiwan Mobileであり、Taiwan Mobileがちょうど300社目と思われる。
2014年に入ってから35社がLTEサービスを開始しており、LTEサービスを提供する事業者は2014年末に350社を突破すると見られる。
世界で最も多く採用されている周波数帯はLTE 1800(B3) MHzで、129社がシングルバンドで利用し、67社がマルチバンドで提供するうちの一つとして利用する。
次いでLTE 2600(B7) MHz、LTE 800(B20) MHz、LTE 1700(B4) MHzと続いている。
現状はFDD-LTEが主流ではあるが、TD-LTEによるサービスも増加している。
24の国と地域において36社がTD-LTEによるサービスを提供し、うち23社はTD-LTEのみで提供しており、残りの13社はTD-LTEとFDD-LTEの両方を使用する。
GSAは2014年のトレンドはLTE-Advancedとしており、2014年の第2四半期に入ってからLTE-Advancedを導入する事業者が急増している。
その他のLTEに関するレポートはGSAのウェブサイトにおいて公開されている。
レポートの閲覧は要登録であるが、非常に詳細に記載されているため目を通してみる価値はあるだろう。
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