UQコミュニケーションズ、東北地方で5G基地局の包括免許を取得
- 2024年04月24日
- KDDI-総合
KDDIの連結子会社であるUQ Communicationsは東北地方で第5世代移動通信システム(5G)の基地局の包括免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで確認できる。
UQ Communicationsは2024年4月9日付けで新たに1件の包括免許を取得した。
特定無線局の種別は基地局、特定無線局の目的は電気通信業務用、無線設備の設置場所とすることができる区域は総務省の東北総合通信局管内である。
中心周波数は2610MHzで、帯域幅は30MHz幅となっている。
UQ Communicationsが割当を受けた広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数の2.5GHz帯で30MHz幅の1搬送波を運用できることから、無線方式は5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式と分かる。
そのため、UQ Communicationsは東北総合通信局管内で5Gの基地局の包括免許を取得したことになる。
なお、東北総合通信局は青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県を管轄する。
これまでに、UQ Communicationsは総務省の近畿総合通信局管内、関東総合通信局管内、東北総合通信局管内、九州総合通信局管内で5Gの基地局の包括免許を取得しており、包括免許に基づき5Gの基地局を順次開設している。
スポンサーリンク