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日本の4.9GHz帯、サブ6の5Gでは世界で最も高い周波数に


日本で第5世代移動通信システム(5G)向けに割当する4.9GHz帯はサブ6GHz帯(Sub6)では携帯電話の5Gとしては世界で最も高い周波数となることが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は4.9GHz帯における第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画に係る認定申請の受け付けを開始しており、第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い4900~5000MHzを割当する。

世界各地の携帯電話事業者がサブ6GHz帯および準ミリ波を含むミリ波(mmWave)の周波数で5Gを導入しているが、サブ6GHz帯ではプライベートネットワークを除いた携帯電話の5Gに割当した周波数は4960MHzが最も高い周波数となっている。

なお、4960MHzは中国本土でChina Broadnet (中国広電)として携帯通信事業を行うChina Broadcasting Network Corporation (中国広播電視網絡)が4900~4960MHz、香港特別行政区でSmarTone Mobile Communications (数碼通電訊)が4920~4960MHzの割当を受けている。

いずれも無線方式は5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入および1搬送波で運用しており、中心周波数はSmarTone Mobile Communicationsが最も高いことになる。

しかし、日本では5000MHzまで割当するため、4.9GHz帯における第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画を認定した場合は中心周波数も含めてサブ6GHz帯の5Gでは最も高い周波数を更新する。

4.9GHz帯では無線方式としてNR方式を導入できる。

NR BandはFR1のn79として運用することになる。

携帯電話の5Gでn79を商用で運用する国と地域は世界的にも日本、中国本土、香港特別行政区、マカオ特別行政区に限られる。

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