楽天グループが2024年第3四半期の業績を発表、赤字幅は縮小

Rakuten Group (楽天グループ)は2024年第3四半期の業績を発表した。

2024年9月30日に終了した9か月間となる2024年第3四半期累計の連結売上高は前年同期比8.5%増の1兆6,186億2,100万円、親会社の所有者に帰属する当期純損失は前年同期比27.9%減の1,503億5,800万円となった。

2024年第3四半期累計も最終赤字を記録したが、赤字幅は前年同期比で縮小している。

四半期ベースでは2024年9月30日に終了した3か月間となる2024年第3四半期には携帯通信事業の設備投資が本格化してから初めて営業利益の黒字化を達成したという。

業績の発表に伴いセグメント別の業績も開示した。

業績報告のセグメント区分はインターネットサービスセグメント、フィンテックセグメント、モバイルセグメントとなる。

モバイルセグメントの2024年第3四半期累計の売上高は前年同期比13.4%増の3,007億8,800万円、セグメント損失は前年同期比29.4%減の1,880億7,000万円となった。

モバイルセグメントのセグメント損失も前年同期比で縮小している。

内部取引などを調整前のセグメントに係る売上高合計ではモバイルセグメントの占有率は16.6%にとどまる。

最も規模が小さいセグメントがモバイルセグメントとなっている。

なお、モバイルセグメントは通信サービスおよび通信技術の提供や電力供給サービスの運営などの事業で構成する。

モバイルセグメントの主な事業会社はRakuten Mobile (楽天モバイル)、Rakuten Symphony (楽天シンフォニー)、Rakuten Communications (楽天コミュニケーションズ)で、いずれもRakuten Groupの完全子会社である。

Rakuten SymphonyおよびRakuten CommunicationsはRakuten Mobileを通じて完全所有している。

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