ミリ波5Gの基地局数、KDDIが楽天モバイルを逆転
- 2025年03月09日
- KDDI-総合, Rakuten-総合

KDDI CORPORATIONはミリ波(mmWave)の28GHz帯で運用する第5世代移動通信システム(5G)の基地局数でRakuten Mobile (楽天モバイル)を逆転したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ポータルに2025年3月3日までに反映された情報に基づくと、無線局免許数を基準にKDDI CORPORATIONは28GHz帯の5Gの基地局数が16,372局となった。
同一の条件でRakuten Mobileは15,746局である。
総務省が取りまとめた令和6年度携帯電話及び全国BWAに係る電波利用状況の調査結果の概要では2024年4月9日時点で28GHz帯の5Gの基地局数はKDDI CORPORATIONと同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)を合算したKDDIグループが14,998局で、Rakuten Mobileが15,232局と公表していたが、のちにKDDI CORPORATIONが単独でRakuten Mobileを上回ることになった。
電波利用ポータルで詳細な日付を確認すると、2024年6月28日にKDDI CORPORATIONがRakuten Mobileを逆転した模様である。
参考までに、電波利用ポータルに2025年3月3日までに反映された情報に基づくと、28GHz帯の5Gの基地局数はNTT DOCOMOが6,991局、Okinawa Cellular Telephone Companyが81局、SoftBank Corp.が7,413局となっている。
KDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは地域ごとに連携しており、KDDI CORPORATIONは沖縄県を除く日本全土、Okinawa Cellular Telephone Companyは沖縄県で携帯通信事業を行う。
KDDIグループの合計では16,813局となる。
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