JR西日本テクシアとUQコミュニケーションズ、5Gインフラシェアリングを開始
- 2025年03月10日
- KDDI-総合

West Japan Railway Company (西日本旅客鉄道:JR西日本)の連結子会社であるWest Japan Railway Techsia (JR西日本テクシア)およびKDDI CORPORATIONの連結子会社であるUQ Communicationsは携帯電話事業者向けに5Gインフラシェアリングサービスを開始したと発表した。
West Japan Railway TechsiaおよびUQ Communicationsによる5Gインフラシェアリングサービスは2025年2月25日に開始している。
まずは大阪府大阪市淀川区に所在する新大阪駅のWest Japan Railway Companyの管内で提供する。
5Gインフラシェアリングサービスの通信設備はUQ Communicationsが開発した分散型アンテナシステムを用いる。
West Japan Railway Techsiaが共用システムの構築を担う。
共用システムの親機と子機が5Gインフラシェアリングサービスによる提供範囲となる。
無線方式は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式で、周波数は日本の携帯電話事業者各社が5Gで利用するサブ6GHz帯(Sub6)の3.6GHz帯から4.0GHz帯に対応している。
NR BandはFR1のn77もしくはn78として運用することになる。
新大阪駅以外の駅や駅施設にも5Gインフラシェアリングサービスを導入して5Gの効率的な構築と運用、利用者に高速で安定した通信の提供を目指すという。
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