超薄型iPhone Airは日本専用型番を用意、iPhone SE(第3世代)以来
- 2025年09月10日
- Apple関連

米国(アメリカ)のAppleはスマートフォン「iPhone Air」を発表した。
iPhone Airは本体の厚さが約5.64mmと超薄型のスマートフォンである。
型番はA3260、A3516、A3517、A3518の4型番を用意している。
日本ではA3516を展開するが、A3516は日本以外の国と地域では販売を行わない。
同時に発表したiPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxは日本で販売する型番を中東および北中米などでも販売するが、iPhone Airでは日本専用の型番となった。
A3516はiPhone Airでは唯一、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式でBand 11およびBand 21を実装する。
主に中東および北中米で販売するA3260と比較すると、LTE方式や第5世代移動通信システム(5G)のNR方式で一部の周波数が削除されているが、超薄型の実現のために制約が存在した模様である。
Band 11およびBand 21はFDDの1.5GHz帯で、世界的にも日本の移動体通信事業者(MNO)に限り導入している。
Band 11はKDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)とSoftBank Corp.、Band 21はNTT DOCOMOが運用しており、日本では比較的重要な周波数であるため、Band 11およびBand 21を実装したと思われる。
日本専用の型番を用意するiPhoneはiPhone SE(第3世代)以来となる。
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