iPhone 17 Proシリーズ、eSIMオンリー版の電池は260mAh以上の増量に
- 2025年09月16日
- Apple関連

米国(アメリカ)のAppleが発表したスマートフォン「iPhone 17 Pro」および「iPhone 17 Pro Max」の電池パックの容量が判明した。
台湾の国家通訊伝播委員会(NATIONAL COMMUNICATIONS COMMISSION:NCC)など複数の認証機関で判明した情報を組み合わせると、電池パックの製造元、型番、容量を特定できる。
台湾で販売する型番の電池パックの容量はiPhone 17 Proが3988mAh、iPhone 17 Pro Maxが4823mAh、iPhone 17が3692mAh、iPhone Airが3149mAhである。
iPhone 17 ProおよびiPhone 17 Pro Maxでは物理的なSIMカード、いわゆるpSIMに対応した型番とpSIMに非対応の型番で電池パックの容量が異なる。
pSIMに非対応の型番ではSIMトレイのスペースを電池パックに活用しており、電池パックの容量が増量されている。
台湾ではpSIMに対応した型番を販売するため、台湾で販売するiPhone 17 ProおよびiPhone 17 Pro Maxの情報はpSIMに対応した型番の情報となる。
一部の認証機関では電池パックが単体で認証を受けており、台湾では販売を行わないiPhone向けの電池パックとして中国のHuizhou Desay Battery (恵州市徳賽電池)製のS2226A、中国のSunwoda Electronic (欣旺達電子)製の0115S、中国のDongguan NVT Technology (東莞新能徳科技)製のPSMY9の存在を確認できる。
容量はS2226Aおよび0115Sが4252mAh、PSMY9が5088mAhとなっている。
iPhone 17 ProではHuizhou Desay BatteryおよびSunwoda Electronic、iPhone 17 Pro MaxではDongguan NVT Technologyおよび台湾のSimplo Technology (新普科技)から電池パックを調達するため、順当にS2226Aおよび0115Sは台湾で販売を行わないpSIMに非対応のiPhone 17 Pro、PSMY9は同様に台湾で販売を行わないpSIMに非対応のiPhone 17 Pro Maxの電池パックと考えられる。
pSIMに非対応の型番はpSIMに対応した型番と比してiPhone 17 Proでは264mAhもしくは6.6%、iPhone 17 Pro Maxでは265mAhもしくは5.5%の増量を実現したことになる。
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