3CC CAや下り最大450MbpsのLTE Cat.9に対応したスマートフォンQiKU Phone 旗艦版を発表
- 2015年08月30日
- Android関連
中国のQiKU Network Technologies(奇酷互聯網絡科技)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/(CDMA2000)/GSM端末「QiKU Phone Flagship Version (奇酷手机 旗艦版)」を発表した。
QiKU Network TechnologiesはCoolpad(酷派)ブランドを展開するYulong Computer Telecommunication Scientific(宇龍計算機通信科技)とセキュリティソフトウェア大手のQihoo 360 Technology(奇虎360科技)による合弁会社となっており、QiKU Phone(奇酷手机)シリーズでスマートフォンを展開する。
OSにはAndroid 5.1 Lollipop Versionをベースとした360 OSを採用している。
360 OSは安全、軽快、省電力を特徴としており、セキュリティ関連で強みを持つQihoo 360 Technologyのセキュリティ技術が盛り込まれている。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 808 (MSM8992)で、CPUはヘキサコアとなっている。
ディスプレイはSHARP製の約6.0インチFHD(1080*1920)IPS液晶を搭載しており、画素密度は386ppiに達する。
2.5Dカーブディスプレイとしており、フロントパネルは淵が丸みを帯びた形状となる。
カメラはリアにデュアルカメラとなる約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式は移動聯通双4G版がFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM方式に対応し、全網通版がFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応している。
LTE UE Category 9に対応しており、通信速度は下り最大450Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションおよびFDD-LTE方式とTD-LTE方式を含めた3コンポーネントキャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)も利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2枚のSIMカードを挿入できる。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応する。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は16GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備えている。
電池パックの容量は3700mAhとなっている。
リアには指紋認証センサを搭載しており、よりセキュリティ性能を高めている。
筐体の素材にはマグネシウムとアルミニウムからなるマグナリウム合金を採用している。
カラーバリエーションはGoldとSilverの2色展開となっている。
2015年9月に中国で販売を開始する予定で、販売は中国のみに限定する計画である。
価格は移動聯通双4G版が1,999人民元(約38,000円)、全網通版が2,499人民元(約48,000円)に設定されている。
ハードウェアの製造はYulong Computer Telecommunication Scientificが担当する。
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