アンライセンスバンドのみでLTEを利用するMulteFireの推進団体MulteFire Allianceを設立
- 2015年12月18日
- 海外携帯電話
アンライセンスバンド(非免許帯域)である5GHz帯のみでLTE通信で利用するMulteFireの推進を目指す団体として「MulteFire Alliance」を2015年12月16日に設立したことが分かった。
MulteFire Allianceは本部を米国のカリフォルニアに設置しており、米国のQualcommとフィンランドのNokiaが設立メンバとなっている。
スウェーデンのEricssonと米国のIntelもメンバとなり、ボードメンバとなる予定であることが明らかにされている。
MulteFire AllianceではMulteFireのグローバルにおける普及を促進するために、仕様策定など将来の発展のために活動する計画である。
MulteFireはアンライセンスバンドの5GHz帯のみでLTE通信を利用する技術で、ライセンスバンド(免許帯域)におけるLTE通信の補助的にアンライセンスバンドを利用するLicensed Assisted Access using LTE (LAA)とは異なる技術である。
MulteFireはより強化されたブロードバンド体験を与えるとしており、また無線LANを含むその他のアンライセンスバンド利用技術と共存できるよう設計されているという。
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