マレーシアのDigiがスマホ無料レンタルで鴻海グループのTink Labsと提携
- 2017年02月21日
- 海外携帯電話
マレーシアのDigi.Com傘下でマレーシアの移動体通信事業者であるDigi Telecommunicationsはスマートフォンの無料レンタルサービスに関して香港特別行政区を拠点とするTink Labsと業務提携すると発表した。
Tink Labsは香港特別行政区やシンガポールなどを中心としてホテルにスマートフォンを配備し、ブランド名をhandyとしてホテルの宿泊者向けにスマートフォンの無料レンタルサービスを展開している。
Digi Telecommunicationsはhandyの事業でTink Labsと業務提携することになり、handyのサービスで配備されるスマートフォンにネットワークを独占的に提供する。
handyのサービスを導入しているホテルの宿泊者は無料のアメニティとしてスマートフォンの無料レンタルサービスを利用できる。
主に外国人旅行者がサービスの対象者となり、プリペイドSIMカードの購入にかかる手間や、国際ローミングの料金を心配する必要なく、Digi Telecommunicationsが4G Plusとして展開する高速なネットワークでインターネットのほか、国内電話や国際電話なども無制限に使えるとアピールしている。
handyのスマートフォンを通じて観光案内を受けることや、ホテルへ戻る前にルームサービスを注文することもできる。
なお、Tink LabsにはFIH Mobile (富智康集団)、Long Ample (朗沛)、Mango Internationalなどを通じてFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)が出資し、マレーシアではhandyのスマートフォンとしてFIH Mobileが開発したInFocusブランドのスマートフォンを採用する。
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