デュアルバンド無線LAN対応Sony Xperia新端末、AAD-3880129-BVが技適通過
- 2012年05月13日
- Android関連
総務省の技術基準適合証明等の公示で、TELECを2012年1月に通過した端末が公示された。
Sony Ericsson Mobile Communications製のW-CDMA/GSM端末「AAD-3880129-BV」が2012年1月30日付けでTELECを通過していることが判明した。
AAD-3880129-BVは下記の無線種別で通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはW-CDMA 2100(I) MHzのみで通過している。
Bluetoothや無線LANの周波数帯でも通過しており、Bluetooth通信や無線LAN通信に対応していることが分かる。
無線LAN通信は2.4GHz/5.2GHz/5.3GHz/5.6GHz帯で通過しているので、IEEE 802.11 a/b/g/nに対応する模様だ。
既発表のXperiaシリーズでは2.4GHz帯と5.xGHz帯のデュアルバンド無線LANに対応した端末は存在しないため、AAD-3880129-BVは未発表端末であることが分かる。
モバイルネットワークの対応周波数帯がW-CDMA 2100(I) MHzのみであることより、日本で企画されたグローバルモデルの可能性が高そうだ。
また、Type NumberがAAD-3880***-BVとなっているので、LTE方式の通信には非対応となる模様だ。
TELECを通過した時期がSONYの完全子会社化される前なので、申請者はSony Mobile CommunicationsではなくSony Ericsson Mobile Communicationsとなっている。
今後はデュアルバンド無線LANに対応したXperiaシリーズのスマートフォンも登場するようなので、期待しておきたいところである。
・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm
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