インドのAircelとRCOMの携帯電話事業の統合を中止
- 2017年10月04日
- 海外携帯電話
インドの移動体通信事業者であるReliance Communications (RCOM)とAircelの携帯電話事業を統合する計画を中止したことが分かった。
Reliance Communicationsの親会社であるインドのReliance ADA GroupとAircelの親会社であるマレーシアのMaxis Communicationsは2016年9月にReliance CommunicationsとAircelの携帯電話事業を統合することで合意していた。
Reliance ADA GroupとMaxis Communicationsが折半出資合弁会社を設立し、折半出資合弁会社を通じてReliance CommunicationsとAircelの携帯電話事業を取得して統合する方向で交渉を進めていた。
当初は2017年の早い段階に取引完了を目指すとしていたが、取引完了の目標時期を大幅に過ぎても取引が完了に至らず、最終的に携帯電話事業の統合に関する合意を解消した。
法的および規制上の不確実性や債権者による介入があり、取引に困難が生じた模様である。
なお、インドの2017年7月末における携帯電話サービスの加入件数シェアでは、11社のうちAircelが6位で約7.58%、Reliance Communicationsが7位で約6.85%となっている。
Reliance Communications
Aircel
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