サムスン電子製スマホのうち半数がベトナム工場で製造
- 2017年10月09日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronicsでスマートフォン事業やネットワーク事業などを手掛けるIM (IT&Mobile Communications)部門の部門長である申宗均はベトナムの首相であるグエン・スアン・フックと2017年10月6日にベトナム国内で会談したことが分かった。
会談ではベトナムにおけるSamsung Electronicsの事業や投資などに関して議論が交わされたとのことである。
Samsung Electronicsはスマートフォンを含めた携帯電話の主要な工場をベトナム国内で保有しており、申宗均は工場への電力供給の問題を解決するよう要請したという。
ベトナムでは電力供給不足の問題が懸念されており、ベトナム国内の工場を安定して稼働させるために安定的な電力供給を要請したと思われる。
また、2017年末までにベトナム国内の最優先パートナと位置付ける協力企業を29社まで拡大し、3年間かけて50社までに拡大する方針も伝えたとされている。
ベトナム国内の工場ではスマートフォンを中心的に製造しており、Samsung Electronics製のスマートフォンのうちベトナム国内の工場で製造される割合は半数に達するとのことである。
スマートフォンはベトナム国内の工場における製造が多いが、テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機などもベトナム国内の工場で製造する割合を上げる計画としている。
製造業を中心とした輸出はベトナム経済を支えているが、Samsung Electronics製品の輸出額は2017年におけるベトナム全体の輸出額のうち約20%に相当する500億米ドル(約5兆6,300億円)に達する見込みという。
一方、グエン・スアン・フックはSamsung Electronicsの2017年におけるベトナムへの投資額は170億米ドル(1兆9,142億円)に到達するよう要望したとのことである。
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