インドネシアのTelkom Indonesiaが2017年通年の業績を発表
- 2018年04月07日
- 海外携帯電話
インドネシアのTelekomunikasi Indonesia (以下、Telkom Indonesia)は2017年通年の業績を発表した。
2017年通年の連結売上高は前年比10.2%増の128兆2,560億インドネシアルピア(約9,929億円)、株主に帰属する純利益は前年比14.4%増の22兆1,450億インドネシアルピア(約1,714億円)となった。
前年比で増収増益を達成した。
Telkom Indonesiaはインドネシア政府が株式の52.09%を所有する国有企業で、残りの47.91%はインドネシア証券取引所およびニューヨーク証券取引所で株式公開している。
移動体通信事業はインドネシアおよび東ティモール(ティモール・レステ)で手掛けており、インドネシアでは子会社のTelekomunikasi Selularがブランド名をTelkomselとして、東ティモールでは子会社のTelekomunikasi Indonesia International (TL)がブランド名をTelkomcelとして展開する。
Telekomunikasi Selularは2017年通年の売上高が前年比7.5%増の93兆2,000億インドネシアルピア(約7,215億円)となり、加入件数は2017年12月末で1億9,630万件となった。
インドネシア国内の基地局は2017年に31,672局を設置しており、そのすべてがLTE方式およびW-CDMA方式に対応している。
なお、Telekomunikasi SelularはTelkom IndonesiaとシンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)が資本参加しており、出資比率はTelkom Indonesiaが65%、Singapore Telecommunicationsが35%となっている。
Telekomunikasi Indonesia International (TL)にはTelkom Indonesiaの子会社で国際事業を担うTelekomunikasi Indonesia Internationalを通じて出資しており、Telkom Indonesiaによる出資比率は間接的に99.9998%である。
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