MediaTekがZTEへの出荷を再開へ、台湾当局から許可を取得
- 2018年05月05日
- 海外携帯電話
台湾のMediaTek (聯発科技)は中国のZTE (中興通訊)への出荷を再開することが分かった。
MediaTekは台湾メディアに対してZTEへの出荷を再開するための輸出許可を台湾当局より取得したと明らかにした。
米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)はZTEおよび同社の完全子会社で中国のZTE Kangxun Telecommunications (深圳市中興康訊電子)をDenied Persons List (DPL)に指定しており、産業安全保障局の措置を受けて台湾の政府機関である経済部(Ministry of Economic Affairs:MOEA)傘下の国際貿易局(Bureau of Foreign Trade)はZTEおよびZTE Kangxun Telecommunicationsへの輸出を許可制としている。
そのため、ZTEおよびZTE Kangxun Telecommunicationsへ輸出するためには国際貿易局より許可を受ける必要がある。
MediaTekは2018年4月28日付けでZTEへの輸出許可の申請に係る文書を準備中と発表していたが、すでにZTEへの輸出許可を取得したとのことで、近いうちにZTEへの出荷を再開できると思われる。
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