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中国における2018年Q1-Q3の携帯電話出荷台数は17%減に



中国の政府機関で電気通信分野などの規制を担う中国工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)の直属研究機関である中国信息通信研究院(China Academy of Information and Communications Technology:CAICT)は2018年9月30日に終了した9ヶ月間の中国における携帯電話市場の調査結果を公表した。

スマートフォンやフィーチャーフォンなどを含む携帯電話の出荷台数は前年同期比17.0%減の3億500万台となった。

出荷台数のうち第2世代移動通信システム(2G)の携帯電話は前年同期比19.7%減の1,676万2,000台、第3世代移動通信システム(3G)の携帯電話は前年同期比90.9%減の4万9,000台、第4世代移動通信システム(4G)の携帯電話は前年同期比16.7%減の2億8,800万台を出荷した。

比率にすると2Gの携帯電話が5.5%、3Gの携帯電話が0.0%、厳密には0.02%、4Gの携帯電話が94.4%に達する。

なお、2Gの携帯電話は2Gのみに対応、3Gの携帯電話は3Gのみまたは3Gとそれ以前の旧方式に対応、4Gの携帯電話は4Gのみまたは4Gとそれ以前の旧方式に対応した携帯電話を指す。

4Gの携帯電話のうちほとんどが双4Gと呼ばれるFDD-LTE方式とTD-LTE方式の両方に対応した携帯電話となる。

また、出荷台数ではなく新規発売した機種数別では、2Gの携帯電話が22.7%、3Gの携帯電話が0.5%、4Gの携帯電話が76.9%である。

出荷台数のうち中国企業のブランドの携帯電話は前年同期比16.8%減の2億7,600万台で、全体の90.5%を占める。

携帯電話のうちスマートフォンは前年同期比16.8%で2億8,700万台となり、全体の94.1%に達する。

また、スマートフォンのうちOSにAndroidを採用したスマートフォンは89.8%となっている。

したがって、携帯電話の出荷台数のうちAndroidを採用したスマートフォンは84.5%を占めることになる。

中国信息通信研究院

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