NTTドコモがラオスでLTE国際ローミングを開始
- 2019年01月28日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはLTE国際ローミングを提供する対象エリアを拡大した。
2019年1月28日よりLTE国際ローミングを提供する対象エリアにラオスを追加している。
これにより、NTT DOCOMOの加入者はラオスにおける国際ローミングで高速なデータ通信を利用できる。
ラオスにおけるLTE国際ローミングの対象となる移動体通信事業者(MNO)はStar Telecomである。
Star TelecomがLTEサービスで利用する周波数はFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)となる。
NTT DOCOMOが提供するLTE端末であれば、多くの機種でBand 3を利用できる。
Star TelecomはラオスのLao Asia TelecomとベトナムのViettel Global Investmentの合弁会社で、ブランド名をUnitelとして展開している。
なお、Star Telecomに対する出資比率はLao Asia Telecomが51%、Viettel Global Investmentが49%となっている。
Lao Asia Telecomはラオスの国防省(Ministy of National Defence)が統括するラオス人民軍が所有し、Viettel Global Investmentはベトナム人民軍を統括するベトナムの国防省(Ministry of National Defence)が所有するViettel Group (軍隊工業通信グループ)の子会社である。
そのため、Star Telecomは実質的にラオスとベトナムの国防当局の合弁会社となる。
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Star Telecomの本社 (ラオス・ビエンチャン都)
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