KDDIがLTE Band 3の無線局免許を取得

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KDDIはLTE (FDD)方式の1.7GHz帯(Band 3)の無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)が電波利用ホームページに掲載した情報より判明している。

KDDIは2019年2月8日付けでBand 3の無線局免許を取得した。

無線局免許の数は12局で、そのうち送受信所は群馬県前橋市が3局、群馬県高崎市が1局、埼玉県ふじみ野市が1局、東京都江東区が7局である。

電波の型式は20M0X7W、中心周波数は1815 MHz、空中線電力は40Wとなっている。

総務省は2018年4月に1.7GHz帯および3.4GHz帯の割当先を発表しており、KDDIとOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は日本全国を対象区域とする1710.0～1730.0 MHzおよび1805.0～1825.0 MHzの割当を受けた。

なお、1.7GHz帯は世界的に1.8GHz帯、3.4GHz帯は世界的に3.5GHz帯と呼ばれており、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは地域ごとに連携する1者としてみなされる。

無線局免許の中心周波数はKDDIが割当を受けた周波数と一致することが分かる。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは1.7GHz帯でLTE (FDD)方式を導入する計画で、LTE Bandとしては世界で最も導入数が多いBand 3となる。

なお、日本国内ではNTT DOCOMOが東名阪限定、SoftBankが日本全国でBand 3を導入済みで、Rakuten Mobile Network (楽天モバイルネットワーク)も日本全国でBand 3を導入する予定である。

総務省 電波利用ホームページ