au向けと思われるSamsung VDFが技適通過、スマホまたはタブレットの可能性
- 2019年04月05日
- KDDI-SAMSUNG
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した端末が更新された。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けと思われる韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「VDF」が2019年3月15日付けでTUV Rheinland Japanを通過したことが分かった。
工事設計認証番号は005-102040。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B26) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
VDFは未発表端末のメーカー型番である。
アルファベット3文字のメーカー型番はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けで使われており、通信方式や対応周波数を踏まえてもKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けと考えられる。
これまでに、複数の認証機関で公開された情報からSamsung ElectronicsはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けにGalaxy S10 SCV41およびGalaxy S10+ SCV42を用意していることが分かっている。
Galaxy S10 SCV41はメーカー型番がSACで、Galaxy S10+ SCV42はメーカー型番がUCEであるため、VDFはGalaxy S10 SCV41やGalaxy S10+ SCV42ではない。
また、VDFはLTE (FDD) 700(B28) MHzおよびLTE (TDD) 3500(B42) MHzには非対応となる模様で、ハイエンドの製品とは考えにくい。
ミッドレンジのスマートフォンまたはタブレットとなる可能性が考えられる。
auの2019年夏商戦向けラインナップとして発表されると思われる。
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