韓国のSK Telecomが2019年Q1の業績を発表
- 2019年05月08日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは2019年第1四半期の業績を発表した。
2019年第1四半期の連結売上高は前年同期比3.7%増の4兆3,349億韓国ウォン(約4,114億円)、当期純利益は前年同期比46.1%減の3,736億韓国ウォン(約354億円)となった。
前年同期比で増収減益を記録したことになる。
大幅な減収の要因として関連会社で韓国のSK hynixの業績悪化を挙げており、半導体価格の下落が影響した。
移動体通信事業の売上高は前年同期比6.1%減の2兆4,100億韓国ウォン(約2,287億円)となった。
選択約定割引の加入件数の増加および基礎年金受給者の料金減免など、通信料金の引き下げの影響を受けた。
連結売上高のうち移動体通信事業は55.6%を占めており、SK Telecomにとって移動体通信事業は最大の事業となっている。
2019年第1四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は前年同期比2.2%増の3,100万9,000件となった。
また、移動体通信サービスのうちLTE契約の加入件数は前年同期7.6%増の2,518万6,000件である。
LTE契約の加入率は前年同期比4.1ポイント増の81.2%に上昇した。
2019年第1四半期の韓国ウォン(KRW)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比8.0%減の30,645韓国ウォン(約2,907円)、SK Telecomのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)を含めたARPUは前年同期比7.8%減の27,290韓国ウォン(約2,589円)となった。
ARPUは低下傾向が続いている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。