豪州のTelstraが5Gサービスを商用化、大洋州初の5Gサービスに
- 2019年05月22日
- 海外携帯電話
豪州最大手の移動体通信事業者(MNO)であるTelstraは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
Telstraは2019年5月22日より5Gサービスの提供を開始している。
5Gサービスの提供エリアはオーストラリア首都特別地域キャンベラ、ビクトリア州メルボルン、ニューサウスウェールズ州シドニー、クイーンズランド州ブリスベン、ゴールドコースト、トゥーンバ、南オーストラリア州アデレード、西オーストラリア州パース、タスマニア州ホバート、ローンセストンの一部となる。
2019年6月30日までに整備する5Gサービスのエリアマップが公開されている。
なお、通信設備はスウェーデンのEricssonより調達している。
5Gサービスの対応端末としては最初に台湾のHTC (宏達国際電子)製のHTC 5G Hubを発売し、次に韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S10 5Gを発売する予定である。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用する。
NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)と、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)が規定されているが、Telstraはノンスタンドアローンを採用している。
周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯を使用しており、NR Bandはn78に該当する。
Telstraは豪州ではもちろんのこと、大洋州で最初に5Gサービスを商用化した移動体通信事業者となった。
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