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クラウドSIM対応のGlocalMe S20iが技適通過、jetfonとFREETELで展開か



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明などを通過した機器の情報が更新された。

香港特別行政区のHong Kong uCloudlink Network Technology (香港優克網絡技術)製のLTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「ELTS18A02, ELTS18A02-A, ELTS18A02-B, ELTS18A02-C, ELTS18A02-D, ELTS18A02-F」が2019年6月27日付けでElement Materials Technologyを通過したことが分かった。

工事設計認証番号は205-190393。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2500(B41)/1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LANは2.4GHz帯および5GHz帯を利用可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。

ELTS18A02, ELTS18A02-A, ELTS18A02-B, ELTS18A02-C, ELTS18A02-D, ELTS18A02-FはGlocalMe S20iの型番である。

Hong Kong uCloudlink Network TechnologyのクラウドSIM技術に対応したスマートフォンとなり、日本の認証を通過したことから、GlocalMe S20iまたはそれと同等のスマートフォンを日本向けに投入すると考えられる。

日本ではMAYA SYSTEMがjetfonブランドおよびFREETELブランドで販売する可能性が高い。

過去にHong Kong uCloudlink Network Technologyが申請者として認証を取得したGlocalMe P3はMAYA SYSTEMがjetfon P6およびFREETEL P6として日本で発売しており、それと同様にGlocalMe S20iも日本ではjetfonブランドおよびFREETELブランドで販売すると推測している。

すでにGlocalMe S20iのスペックは判明しており、OSにはAndroid 9 Pie Versionを採用する。

チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 636 Mobile Platform (SDM636)を搭載し、CPUはオクタコアで動作周波数は最大1.8GHzとなっている。

ディスプレイは約6.26インチFHD+(1080*2280)IPS液晶である。

カメラはリアに約1300万画素CMOSイメージセンサと約500万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約1600万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はLTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM方式に対応している。

SIMカードはデュアルSIMを採用し、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。

電池パックの容量は3200mAhで、リアには指紋認証センサを搭載する。

なお、Element Materials Technologyは無線設備の基準認証に関する相互承認協定(MRA)を日本と締結した英国の機関で、技術基準適合証明の事業を行う者として協定に基づき設置された合同委員会の登録を受けた登録外国適合性評価機関である。


総務省 電波利用ホームページ

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