豪州のSingtel Optusが2020会計年度Q1の業績を発表
- 2019年08月18日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)は2020年会計年度第1四半期の業績を発表した。
同時にSingapore Telecommunicationsの完全子会社で豪州のSingtel Optusの2020年会計年度第1四半期の業績も判明している。
Singtel Optusの2019年6月30日に終了した3ヶ月間となる2020会計年度第1四半期の連結売上高は前年同期比3.3%増の22億5,000万豪州ドル(約1,625億円)、EBITDAは前年同期比4.7%増の6億8,700万豪州ドル(約496億円)、EBITDAマージンは前年同期比0.4ポイント増の30.5%、当期純利益は前年同期比32.0%減の1億500万豪州ドル(約76億円)となった。
豪州における移動体通信事業の売上高は前年同期比5.8%増の14億6,700万豪州ドル(約1,142億円)である。
連結売上高のうち移動体通信事業は65.2%を占めており、Singtel Optusにとって移動体通信事業は最大の事業となっている。
なお、豪州における移動体通信事業はSingtel Optusの完全子会社であるOptus Mobileを通じて手掛ける。
2019年6月30日時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は音声通話契約のポストペイド契約が573万件、音声通話契約のプリペイド契約が337万件、データ通信契約が118万件、すべての合計は1,028万件となった。
また、第4世代移動通信システム(4G)の加入件数は670万2,000件となり、移動体通信サービスの加入件数のうち4Gの加入率は65.2%である。
豪州ドル(AUD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は音声通話契約のポストペイド契約が38豪州ドル(約2,744円)、音声通話契約のプリペイド契約が18豪州ドル(約1,300円)、データ通信契約が19豪州ドル(約1,372円)となっている。
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