LG V50S ThinQ 5Gはベトナムで製造か、LGエレクトロニクスの5Gスマホでは初
- 2019年08月15日
- Android関連
韓国のLG Electronicsはスマートフォン「LG V50S ThinQ 5G」をベトナムの工場で製造する可能性が浮上した。
LG Electronicsは韓国の京畿道平沢市、ベトナムのハイフォン市、中国の山東省青島市および山東省煙台市、インドのマハラシュトラ州プネー市、ブラジルのサンパウロ州タウバテ市にスマートフォンを含めた携帯端末の工場を保有するが、基本的にプレミアムスマートフォンと呼ばれるフラッグシップのスマートフォンは平沢市の工場で製造してきた。
しかし、平沢市の工場では2019年12月末をもって携帯端末の製造を終了し、平沢市の工場に配備していた携帯端末の製造機能はハイフォン市の工場に移転することが分かっている。
また、ハイフォン市の工場では低価格帯からフラッグシップの高価格帯までフルラインナップのスマートフォンを製造できる体制を整える方針を示している。
LG Electronicsは第5世代移動通信システム(5G)に対応した2019年下半期のフラッグシップのスマートフォンとしてLG V50S ThinQ 5Gを準備している模様である。
これまでに、LG Electronicsが発売したフラッグシップのスマートフォンの製造期間を考慮すると、LG V50S ThinQ 5Gの製造は2020年1月以降も継続する見込みで、少なくとも2020年1月以降は平沢市の工場から製造機能を移したハイフォン市の工場で製造することが有力と考えられる。
LG Electronicsは第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンとしてLG V50 ThinQ 5Gを発売したが、LG V50 ThinQ 5Gは平沢市の工場で製造された。
LG V50S ThinQ 5GはLG Electronicsがベトナムの工場で製造する最初の5Gに対応したスマートフォンとなる可能性が高い。
なお、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)もベトナムで工場を保有しており、最初の5Gに対応したスマートフォンであるSamsung Galaxy S10 5Gこそ韓国の工場で製造したが、Samsung Galaxy Note10+ 5GおよびSamsung Galaxy A90 5Gはベトナムで製造する模様である。
製造コストの削減などに向けて、LG ElectronicsやSamsung Electronicsは製造機能のベトナムへの移転を進めている。
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