北朝鮮で新ブランドのスマートフォンKiltongmuが登場
- 2019年09月09日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)のKwangya Trading Corporation (広野貿易会社/광야무역회사)はスマートフォン「Kiltongmu (キルトンム/길동무)」を開発したことが分かった。
北朝鮮のアリラン協会が運営するアリランメアリが伝えた。
Kwangya Trading Corporationの科学者や技術者が自らの力と技術で開発したスマートフォンという。
洗練された外観でディスプレイは高解像度の液晶を搭載するほか、特色のある機能を有することが特徴と紹介されている。
また、スマートフォンの中核をなすマザーボードの回路設計と外形設計、システムプログラムの作成などすべての要素に独自の技術を取り込み、製品化を実現したと説明している。
生体認証は指紋認証および顔認証を利用可能で、子音による電話帳の検索機能や高速連続的な走り書き入力機能などに対応するという。
また、消費者の人気が高い30以上のアプリケーションやコンテンツなどをプリインストールする。
KiltongmuはKwangya Trading Corporationが展開するブランドで、Kiltongmuのブランドでは初めてのスマートフォンとなる。
なお、Kiltongmuは朝鮮語のキルトンム(トンム=同務)に由来した名称となり、同行者のような意味合いがある。
これまで、北朝鮮では様々な企業が各社の独自ブランドでスマートフォンを展開している。
KiltongmuのほかにArirang (アリラン/아리랑)、Pyongyang (ピョンヤン/평양)、JINDALLAE (チンダルレ/진달래)、Phurun Hanul (プルンハヌル/푸른하늘)、Ryusong (リュソン/류성)などのブランドを冠したスマートフォンが発売されたきたが、ArirangおよびPyongyangが主力の2大ブランドとなっている。
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