豪州のOptus MobileがReno 5GとGalaxy S10 5Gの取り扱いを開始
- 2019年10月01日
- 海外携帯電話
豪州のSingtel Optusの完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるOptus Mobileは中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のスマートフォン「OPPO Reno 5G」および韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Samsung Galaxy S10 5G」の取り扱いを開始した。
いずれもOptus Mobileが提供する第5世代移動通信システム(5G)の商用サービスに対応したスマートフォンである。
Optus Mobileのポストペイドプラン向けに取り扱う。
これまで、豪州の移動体通信事業者としては最大手のTelstraが独占的にOPPO Reno 5GおよびSamsung Galaxy S10 5Gを販売していたが、Optus Mobileも取り扱いを開始したため、Telstraの独占期間は終了したことになる。
内蔵ストレージの容量はいずれも256GBのみで、カラーバリエーションはOPPO Reno 5GがOcean GreenとJet Blackの2色、Samsung Galaxy S10 5GがCrown SilverとMajestic Blackの2色から選べる。
Optus Mobileは5Gの通信方式として標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入した。
NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成と、NR方式とLTE方式が連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成が規定されているが、Optus Mobileはノンスタンドアローン(NSA)構成で運用している。
周波数はFR1の3.5GHz帯を使用しており、NR Bandはn78に該当する。
なお、Singtel OptusはシンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)の完全子会社である。
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