富士通コネクテッドテクノロジーズ製の3機種が技適通過
- 2019年12月21日
- その他国内携帯電話
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明などを通過した機器の情報が更新された。
FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)製のLTE端末「FMP174N 又は FMP175E」が2019年11月11日付け、LTE/W-CDMA端末「FMP176-AMA-D」が2019年11月25日付けでDSP Researchを通過したことが分かった。
工事設計認証番号はFMP174N 又は FMP175Eが003-190238、FMP176-AMA-Dが003-190256。
モバイルネットワークはFMP174N 又は FMP175EがLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B19) MHzのみ、FMP176-AMA-DがLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/1500(B21)/800(B19) MHz, LTE (TDD) 3500(B42) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzで認証を受けている。
いずれもBluetoothと無線LANの周波数でも通過しており、無線LANは2.4GHz帯のみ利用できる。
FMP174N 又は FMP175EおよびFMP176-AMA-Dは未発表端末のメーカー型番である。
FMP174N 又は FMP175Eは同一機器として認証を受けているため、電気的に共通となることが分かる。
認証を受けた周波数からはNTT DOCOMO向けと推定できるが、FMP174N 又は FMP175EはW-CDMA方式で通過しておらず、FMP176-AMA-DはW-CDMA 800(VI/XIX) MHzで通過していないなど不可解な点が見られる。
試作機の可能性が高いと思われるが、認証は追加で受けることも可能であるため、しばらくは認証情報を注視しておきたい。
なお、認証業務を実施したDSP Researchは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。
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